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2015年12月9日水曜日

年内最後の展示会です。


大野和之後藤明良古川葉子・工房ぬり松、による四人展が

*12月23日(水)~29日(火)

 のばなArt Work(東京・銀座)にて

行われます。
※ちなみにギャラリーは3階から2階に移転しました!!


 お時間の方は、
12:00~19:00(水~月)、祝日・日曜日も営業。
最終日のみ17:00までです。
(日曜日のみ入館が制限される場合があります。
その際は一階入口にてご連絡下さい。)



大野和之(陶芸)は、シンプルをテーマに。

後藤明良(鋳金)は、トンボ玉のガラスと銀を組み合わせた作品を。

古川葉子(彫刻)は木や自然素材で、今まで見たことのない「何か」を。

そして、我々、工房ぬり松、からは、縄胎乾漆による旅茶碗や振出を中心に
定番のプレートや酒器を発表します。

是非、ご高覧ください。

作品はこんなかんじです↓

左:旅茶碗「百足」  右:旅茶碗「兜虫」 


 縄胎茶碗「くぼまる」


 振出「壺中楽」



左:杯「福良雀」 右:杯「伽羅」


 板皿(中):風紋  


二弾重箱「伽羅」




ギャラリー情報

のばな Art Work in GINZA 
〒104-0061
東京都中央区銀座2-4-1 銀楽ビル2階
(ギャラリーは3階から2階に移転しました。ご注意下さい)


電話 090-6547-2543

nobana_rat@nifty.com

アクセス

JR:「有楽町駅」3分
東京メトロ:有楽町線「銀座一丁目駅」1分
東京メトロ:銀座線・日比谷線・丸の内線「銀座駅」5分



2015年11月10日火曜日

岩田屋での展示会のお知らせ




先週末に参加した、山口、防府でのDecor in 宮内邸の興奮も冷めやらぬまま、
明日から、地元での個展が始まります。

とき 11月11日(水)~11月17日(火)

ところ 岩田屋本店 新館6階 「ザ・ギャラリー」

特選和食器コーナーの一角が改装されて、ギャラリースペースになりました。

定番の切立皿や三目皿をはじめ、重箱や折敷、創作花器。
そして新作のプレート皿やカップ(そばちょこ)など。
さらには、乾漆による茶道具(これも新作)などなど、多数展示販売いたします。

会期中は、順か、まさよのどちらかがいます。

お誘い合わせの上、ぜひお越しください。


~お問い合わせは~

岩田屋本店 新館6階 ザ・ギャラリー
Tel 092-721-1111(代表)(内線2611) 担当 上村


~おまけ~

ところで、11月13日は「うるしの日」!

会期中に「うるしの日」があるのは、縁起がいいです。

うるしの日についての記事はこちら↓
http://urushinokyoushitsu.blogspot.jp/2013/11/12.html


2015年10月7日水曜日

イベント出品参加のお知らせ

教室ブログでも紹介していますが、来月

イベントに出品参加します。

我々も現地に行きます。



Decor in 旧宮内邸

11月6日(金)・7日(土)

9:30~15:30



カリスマ器コーディネーター、佐久間智子さん主催。

場所は防府天満宮そばの一軒家です。









防府は、菅原氏の祖先にあたる土師氏の拠点だった場所です。

その御縁で、菅原道真公は九州へ下る途中で防府に寄りました。



防府天満宮の創建は延喜2(904)年。
京都の北野、福岡の太宰府とあわせて三大天満宮だそうです。




見事な彫刻で荘厳された春風楼からは、
防府の街や佐波川が見渡せます。








また、近くには国史跡の周防国分寺があります。
金堂などの建物は江戸時代の再建ですが、
創建当初の伽藍配置のまま残っているのは珍しいそうです。







昼食は兎屋の蕎麦がおすすめです。







ぬり松、は、日常使いの器とカトラリーを出品します。
みなさまのご来場をお待ちしています。


<出品者>


田村覚志 (tazz.) 
線描画

松本行男 (デラシネ創芸) 
創作園芸、多肉

冨田 剛 (Biwa Original jewelry) 
ジュエリー、アクセサリー

佐藤 崇 (葉々窯) 
陶芸

平井睦美 
ガラス

竹田真剛、竹田裕子 (南来琉)
 陶芸、染織

角 俊弥 (わっか屋) 
木の器・木のコップ・木の小物

河村征範、枝澤昌洋 (Argent&Branch) 
ラブリン・ジュエリー、革小物

そして

松生順、松生聖淑 (工房ぬり松、) …漆芸


2015年8月18日火曜日

入選しました!!

こんにちは。

今日は報告があります。


我々の作品、「蕎麦猪口 和布刈(めかり)」を、

今年の「そば猪口アート公募展」に応募したところ、

なんと、入選しました!!


ぬり松、の二人でうんうん唸りながら

作り上げた作品なので、感慨もひとしおです。

なにより、いつも我々を応援してくれている方々に

ご恩返しが出来たように思います。

もちろん、そば猪口なので、蕎麦に使うも良し、

酒器として使うも良し、

 また、漆器は熱が伝わりにくいので、

こんなふうにコーヒーでも美味しくいただけます。


この結果に、嬉しい気持ちと、

これからももっといい作品を造らねばと

身が引き締まる思いです。

そして新しい制作が今日から始まりました。

2015年7月6日月曜日

講演会の記事




7月5日の西日本新聞朝刊です。

講演会当日は、たくさんの方にお越しいただきました。

あらためて御礼申し上げます。





小西美術工藝社デービッド・アトキンソン社長のお話は、
次から次へと裏話や意外なお話が飛び出して、
あっという間の1時間でした。


浄法寺漆産業松沢社長のお話も、
データや画像を使った説明がわかりやすく、
専門外の皆さんも熱心に聴き入っておられました。
漆掻きのシーンは、初めて見た人ばかりだったと思います。





不肖、工房ぬり松、
松生順も、身近な例から漆の魅力を訴えさせていただきました。






九州ではほとんどの方が「漆は東日本の文化」と認識されていますが、
ハゼノキが輸入される前は、九州にも漆文化が存在しました。

太宰府に「漆川」、嘉麻市に「漆生」、
鹿児島県姶良市にも「漆」の地名が残り、「姶良市立漆小学校」まであるのです。

そして、弥生時代の漆文化は北部九州が発信地だったこともあり、
もっと福岡で盛り上がってもよいのでは?と思います。


私達が福岡に来たのはちょうど20年前。当時はまだ、
「木地を挽いている人」
「漆塗りをやっている人」
の話を耳にすることがありましたが、
“失われた20年”の間に、それも聞かなくなりました。


松沢社長は、今踏ん張らなければ
国内の漆文化が本当に途絶えてしまうと危機感をお持ちです。

アトキンソン社長は、中国産漆を使ったり、海外生産したものを
「伝統」「日本文化」と言い、国内の継承者をないがしろにしている現状を
行政や世間に訴える活動をされいてます。



石油のような枯渇の心配がなく、
CO2削減でき、
無害で(使う人に。作る人には厳しいですが・・・)
美しい漆

漆を利用する文化が、
自分の生まれ育った国にあるなんて、
感動です。

もっと知っていただけるよう、頑張ろうと、
決意を新たにしました。



2015年7月1日水曜日

悠悠展 vol.3 参加のお知らせ



いつもお世話になっております

Gallery Enlace(福岡市 大名)にて、

企画作品展を行います。

ギャラリーがセレクトした作家4名によるものです。

どうぞご高覧くださいませ。

~~~~~~~展覧会情報~~~~~~~

2015悠悠展 vol.1

時 2015年6月30日(火)~7月5日(日)※月曜日休廊
11:00~20:00(最終日は17:00)

ところ 地図はこちら→Gallery Enlace

参加作家(あいうえお順)

川村 愛 (日本画)

工房ぬり松、 (漆芸)

中津留 友子 (版画)

柳 亜美 (陶芸)


今回は、日本画家 川村愛によるワークショップ
「金、銀、砂子で天の川を描く」があります。
予約制です。ふるってご参加下さい。

開催日時 6月30日(火)18:30~19:30
開催日時 7月4日(土)14:00~15:00

定員 4名まで
料金  お一人様1,800円


※要予約制となります。Enlaceまでお問い合せください。
※体験に必要な道具は会場に準備しております。制作しやすい服装でご来店ください。



2015年6月3日水曜日

講演会のお知らせ~「日本の漆と文化財」in福岡

きたる6月26日(金)13:30~16:30 福岡氏中央区の天神北にある、書斎りーぶる 2Fセミナールームにて漆に関する講演会が行われます。
題して「日本の漆と文化財」

講師は、
日本産漆の一大産地から、松沢卓生氏(株式会社浄法寺漆産業 代表取締役)
日光東照宮など、文化財の保存修復を手がける業界からデービッド・アトキンソン氏(株式会社小西美術工芸代表取締役社長)
そして、われらが工房ぬり松、から 松生順(九州産業大学芸術学部非常勤講師)
という、そうそうたるメンバーです。

以下、主催の松沢卓生氏からの言葉です。


日本の漆の約8割を生産する岩手県二戸市浄法寺町。
浄法寺の漆は金閣や日光東照宮などの国宝、重要文化財の修理修復に使用されています。
しかし、国内で使われている漆の約98%は中国産漆で、国産はわずか2%。
縄文時代早期からの長い歴史を持つ日本の漆の伝統は、残念なことに需要の低迷や職人数の減少・高齢化により「風前の灯」となっています。

それは、自然由来の優れた資源である漆の魅力が忘れ去られ、知られていないことも一因です。
漆の伝統を後世に継いでいくためには、漆掻き職人が集団として残っている今こそ、対策を講じなければなりません。

今回の講演ではそれぞれの立場で漆に関わられている方から、その現状とこれからについて語っていただきます。



参加は無料です。(事前にお申込が必要です。下記参照。)
福岡ではなかなかない漆に関する講演会です。どうぞふるってご参加下さい。


お問い合わせ先(主催者) : 株式会社浄法寺漆産業 
    
メール)info@japanjoboji.com  ☎019-656-7829

お申し込み : 下記URLの参加フォームからお願いします。 
http://goo.gl/forms/Fq9k7SOQKO


日本の漆と文化財 facebookページ    
https://www.facebook.com/events/1616597778626891/

主催:株式会社浄法寺漆産業
http://www.japanjoboji.com/

2015年4月15日水曜日

5月 作品展のお知らせ~「手からうろこ」展

 
新年度も始まり、忙しい二週間をすぎれば、今年もやって来ますゴールデンウィーク!!
皆様はどのように過ごされますか?
福岡では5月3~4日と「博多どんたく」 というビックイベントが行われますが、その後、こんな展示会はいかがですか?
その名も「手からうろこ」
 
その意味は、参加メンバーの一人、画家の仁田原弘通氏曰く、
「眼からうろこ、と言っていただけるようないい作品を作りたい
→作り手の視点だと「手からうろこ」を生み出したい。」
という意味です。
 
参加メンバーは
上野浩平~陶芸家   高田焼上野窯の13代目。窯の伝統技法「象嵌」をモダンに展開。
 
小曽根明子~金工家 オブジェから器、ジュエリーまで幅広く制作。
 
仁田原弘通~画家  彼独自のリアリズムをファンタジックに表現。 
 
そして我々、工房ぬり松、~漆芸集団 幅広いテクニックから生み出される作品はまるで縄文土器や抽象絵画のよう。
 
どうぞ、皆様、お誘い合わせの上、お越しくださいませ。
 
場所
 
福岡市中央区天神2-9-212南通
 
時間
5月5日(火)~17日(日)11:00~19:00(最終日のみ17:00まで)
 
お問い合わせ
092-721-6013
 

2015年2月16日月曜日

3月のイベント出品のご案内










博多と京都の帯・着物 手仕事展

3月9日(月)~15日(日)  10:00~18:00
福岡市 アクロス福岡 2階 匠ギャラリー

※初日は12:00から
※最終日は16:00まで


  中野真由さんの博多織

  絲衣司の服部秀司氏による爪掻本綴

  京絞り寺田のきもの、帯

お三方による、きもの、帯の展示会です。


そして、魔法の親指でおなじみ、着付けの木耶ラ先生!
あっという間に、きもの、帯(二重太鼓)を着付ける
驚きのデモンストレーションを披露されます。


工房ぬり松、も、装身具の「帯留め」を出品しますので、
ぜひ、お立ち寄りくださいませ!














2015年1月20日火曜日

イベントをやります



寒いけん、お出かけしたくないな~

そんな季節ですから、温かいコーヒーを飲みながら
うるしワールドを満喫しませんか?

福岡市中央区警固に、
去年オープンしたIENA coffee

注文を受けてから焙煎する、
いりたて ・ ひきたて ・ いれたての
“3たて”コーヒーが、
通の間で話題沸騰のお店です。


そんな素敵なコーヒーショップを、
うるしだらけにする!!
ちょっと変な?イベントです。

 「うるしフェスタ! in IENA」


<その1>
うるし図書館
店内には、ぬり松、の蔵書をどどーんと設置。
コーヒーを飲みながら、漆の本が読み放題です。

<その2>
うるしの秘密を紹介する、パネル展示。
Q&A形式で、遊びながらうるしがわかります。

<その3>
コーヒーを提供する器に、
ぬり松、の漆器を使っていただきます。

<その4>
展示販売コーナーで
カトラリーやカップなどの小物を販売します。

<その5>
IENA coffeeのオーナー・品川さんは、
すごく美人です!!

コーヒー豆の販売もされています。



ぜひ、お越しくださいませ。


※工房ぬり松、の作家は常駐しておりません。

直接、説明が聞きたい方は、
事前にご連絡いただければ
できる範囲でお伺いします。
遠慮無くお問い合わせ下さい。

電話090-9490-2665
担当:マツオイ マサヨ











2015年1月9日金曜日

明けましておめでとうございます。そして展示会のお知らせです。


新年、明けましておめでとうございます。

今年も、現代生活にあった、漆によるものつくりと

もっと漆の良さをわかっていただけるような活動を

精力的に行っていく所存です。

どうぞ、よろしくお願いします。

さて、早速ですが、いつもお世話になっております

Gallery Enlace(福岡市 大名)にて、

企画作品展を行います。

ギャラリーがセレクトした作家4名によるものです。

どうぞご高覧くださいませ。

~~~~~~~展覧会情報~~~~~~~

2015悠悠展 vol.1

時 2015年1月13日(火)~1月25日(日)※月曜日休廊
11:00~20:00(最終日は17:00)

ところ 地図はこちら→Gallery Enlace

参加作家(あいうえお順)

川村 愛 (日本画)

工房ぬり松、 (漆芸)

中津留 友子 (版画)

柳 亜美 (陶芸)